集客は量より質!?
みなさん、お疲れ様です。
リドア代表の星野です。
今日はお店の「集客」についてお役に立てる情報をお伝えしますので、ぜひご覧くださいませ。
「集客」というキーワードを聞くと、なぜか課題感がどっしりとのしかかり、少し悩んでしまいそうになる気持ちになることはありませんか?
はい、これは当然の心理なのです。
事業や店舗経営をしていれば、一生逃げることができない課題が「集客」だからです。
そして、「集客」は簡単ではないからです。
私自身、多くのオーナー様と集客解決のお仕事をしてきましたが、一時期はこの「集客」という言葉に悩ませれており、仕事を辞めようか・・・と本気で考えたくらいです。
もちろん今でも頭を悩ませ、本気で集客について考えれば考えるほど苦しくなることもあります。
そんな時には、原点を見直すことを必ずします。
これがまずは解決するための処方箋なのです。
その原点とは、《ペルソナとベネフィット》です。
”ペルソナ”はマーケティング用語なのですが、簡単にわかりやすくお伝えすると、《想いを届ける人》です。
みなさんの提供しているサービスもそれぞれ強い想いがあると思いますが、
“その想いを誰に届けたいか”
“誰なら想いが届くか”
みなさんのサービスは誰に向けたサービスなのか。
この考え方が原点になります。
例えば、美容室でも一括りにはできませんよね。
若い人向けの美容室
大人女性向けの美容室
男性だけが通いやすい美容室
そして、その中でも、「白髪染めが上手いところに行きたいな」や「ショートカットが上手な人に切ってもらいたいな」などお客様によって求めるニーズや要望は違います。
ただし、このお客様のニーズや要望全てを自店で全て叶える必要はないのです。
全て叶えようとすると、集客は本末転倒になります。
なんでもできるお店やサービスになってしまうと、”差別化”ができなくなり、質のいいお客様に選んでもらえない。
つまり、一生付き合えるお客様と出会える確率がグッと減ってしまうのです。
ここで解決の基盤になるのが、「ペルソナ」です。
あなたのお店やサービスを本当に必要としている人はどんな人なのか?
このペルソナを必ず設定しましょう!
そして、そのペルソナがあなたのサービスを使った時に、どんな利益が手に入るのか。
その利益が「ベネフィット」です。
例えば、下記のような課題があるお客様がいたとします。
「せっかくのお友達との旅行!オシャレで若々しいヘアカラーにして行きたい!
けれど、いつもの美容室で白髪染めではオシャレなヘアカラーにはなれないし、提案もあまりない・・・」
そんな時に、以下のような内容を目にしたらどうでしょうか?
”当店は「白髪染めに特化させている大人女性のための美容室」です。
繰り返す白髪染めを、オシャレなカラーで楽しみませんか?
家族や友人から、若々しくなったね!オシャレ!と褒められること間違いなし!
ぜひ、当店でオシャレな白髪染めをお試しください。”
この内容を、普段の白髪染めでは暗くなってしまいオシャレできないと悩むお客様が見たら、きっと救いのように感じてもらえると思います。
そんなお客様は、この美容室に駆け込んでくるでしょう。
このように、あなたのサービスは「誰に必要とされているのか?(ペルソナ)」そして、そのサービスがペルソナに対して、「どんな利益をもたらすのか?」を明確に決めることが集客では必要です。
そして、この《ペルソナとベネフィット》をサービスの原点とし、悩んだ時には振り返ります。
すると、今何をしないといけないのか?ということが見えてくるので解決策も自然と見つかるのです。
今回は、この集客での基盤でもある《ペルソナとベネフィット》の考え方をお伝えしましたが、次回は作成の仕方をお伝えしますのでお楽しみに♪
最後までお読みいただきありがとうございました。